貴方の小説を読ませる工夫

ウェブ小説書かれてる方へ、質を高める書き方。人気になる・宣伝方法について体験談交えた考察、意見を載せています。

書籍化審査A評価ポイント

長文になります。

*小説の書き方は個性ある故に絶対これが正解ではないのを、重々承知でお願いします。

*主に電撃大賞がシンプルかつ詳しく審査基準が載っていたのでそこからの抜粋と星海社(ノンフィクション作品募集してる方)が辛口ながらも正直な審査員の感想載せていらっしゃるので参考資料にしました。

小説書かれている皆様の夢はほぼ書籍化だと思う。そして当記事「書籍化審査考察」は、その一歩としてコンテストへ挑んでる方・推敲重ねる方々の糧になれるのを目的にしている。どうか物書き様にとって実りある内容であれば幸いだ。
ランキング上位くいこむ人気ある作品は安定した売上望める為、出版社からのオファーもきやすい。人気さえ出ればOKな部分多い世界だがその点は最後で語ろう。 

 まず審査と言っても申し込む出版社や審査員によって異なる。最初は「電撃文庫」「MF文庫本」等に共通する基準へ目を当てる。

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これは電撃大賞の審査方法ページにあるものだ。作者的に一番わかりやすい+色々参考になるページ多かったので使わせてもらいます。
参加者にはご覧の通りの結果シートが送られる。(なろうは残念ながらしてないご様子です)
「ストーリー・キャラクター・設定・オリジナリティー・文章力」以上5項目をA〜C(会社によって多少の違いあります)で判断されてるのですが、勿論全部A評価じゃなきゃ駄目ではありません。総合してAなら第一次審査は通るでしょう。つまり5項目の内2〜3個Aなら良質な作品と言える訳だ。

 ではこの5項目一つ一つをピックアップし考えていきたい。基礎をしっかり理解する事から始めよう。尚小説の書き方は個性ある故に絶対これが正解ではないのを、重々承知でお願いします。

1:ストーリー

星海社の新人賞雑談会からいくつか抜粋。
「一章は映画の予告篇じゃないとダメだと思うんですよ。だって、映画の予告篇って面白いでしょ。よくまとまってるしさ。掻い摘んで、いいとこ全部取ってるからそりゃ面白そうに見えるんだよね。映画も座らせたら勝ちなわけで」

「目次はそれなりに面白そうなのに、第1章が全然おもしろくないっていう、勿体無い作品がいくつかありました。読者が立ち読みするのも一章だし、僕らが審査するのも一章だけ。本の1割程度かもしれないですけど、そこがおもしろければ後の9割もおもしろいだろうと、みんな勝手に推測してくれるじゃないですか」

「やっぱり、新人賞って無名な人のプレゼンの場だから、最初にいちばん面白いものを持ってこないといけないよね。(略)そこを肝に銘じてもらいたい。最初の登場人物とのやり取りが、あまりにも軽い。というか、つまらない!」

 第1章が大事なのと作品通して貴方は何を伝えたいのか明確にするのが肝心と、まぁそんな感じであった。

電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「ストーリーに重要なのは、必然性とリアリティ。個人的な意見ではありますが、わかりやすさが設定であり、読ませどころがストーリーだと思っております。
キャッチーなキャラ、世界観を構築するのは物語作りの第一歩かもしれません。そこから、誰が主軸となり、どう物語が展開していくのかが、ストーリー作りになるのではないでしょうか」

「自分の書いた物語で、読み手にどんな気持ちになってほしいのか(例えば、思いっきり笑わせたいとか、切ない気持ちにさせて泣かせたいとか、主人公が格好良い!と興奮してほしい、とか)、そこを意識して書くと、テーマが一貫した、ブレのない読みやすい作品になると思います」

「その設定だからこそ、そのキャラだからこそのストーリー展開を心がけると、ブレのない説得力のある作品になると思います」

さて読んでてどうだろう。掴み・具体的なテーマの明確・必然性・リアリティ・読み手の気持ちの意識・設定やキャラに合っている物語。全てこなしてる作品お持ちならストーリーは間違いなくAだろう。一つ加えると星海社で「テーマより着眼点」の言葉もあった。ぶっちゃけ自分は着眼点からテーマが生まれると考えてるので違いがよく理解出来てません。でも着眼点は確かに大事なので記しておく。

 「わかりやすさが設定であり、読ませどころがストーリーだと思っております」最もなるほどと頷きました。ここら辺混同してるのは私だけではないのでは。必然性はシンデレラでいうとガラスの靴でしょうかね。

 私なりの結論「ストーリーって作るの一番最後で良いのでは」でした。設定とキャラの肉付けとしてストーリーを紡ぐのがA評価ストーリー・プロット作りやすいかも。

2:キャラクター

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私が大事にしているのは何故そうするのかという行動心理とこの子だからこその性格表す台詞です。容姿もキャラを表す武器ですけど、それは設定かなって感じで優先順位は3位。台詞は毎回悩みどころ。ただ物語に沿わせて喋らせるのが嫌いでキャラ設定と合わせながら四苦八苦してる。

 小説家になろうでの知り合い作家様で、台詞センス抜粋の方がいて参考にしてます。後日紹介許可もらえたら載せますね。

 さて考察に移りましょう。
電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「キャラクターの行動原理をしっかり考えよう! 一度読み手にキャラクターイメージが入りますと、その後の展開でもそれぞれの行動原理なども気になり、常にストーリーの流れに影響してきます。なので、先に物語のプロットを立てることも大事ですが、「このキャラはこういった場合にどういう思考で動いているのか」ということを常に踏まえた上で、ストーリーを考えていくとより良くなると思います」

「魅力的なキャラクターに惹きつけられて、ぐいぐい小説を読み進めた経験が皆さんにもおありだと思います。セリフ回しひとつ、行動ひとつにもそのキャラの性格がきちんと反映されていることで、より魅力が際立ちます。ストーリーの中で起こる出来事への反応や対処法がそのキャラならではのものであることで、読み手にもキャラクターを強く印象づけることができると思います」

「良くも悪くも、強烈なキャラほど頭に残り、またイメージも掴みやすいものかと思います。魔法も超能力も全然使えない『とある魔術の禁書目録』の上条当麻、あんなにスタイルがいいのに首から上を欠いている『デュラララ!!』のセルティ、泣くことのできない『境界線上のホライゾン』の葵・トーリ……彼らの持つ弱点・欠いた点は面白い設定にもつながりますし、またその弱点をどう克服するか、どうやって逆手に取るか……などなど、物語の重要なポイントで、ドラマが盛り上がるきっかけにもなってきます」

正直に告げますと……三番目は基礎ですよね。これ。私は小説書くときこちらの本を

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読んで学び、きれてませんが書き始めました。本にもキャラクターシートを作る際は弱点、ギャップが必要とありました。でも中には出来てない方や現在はチート物流行ってたりして微妙になってるやもしれないので念の為抜粋した所存です。  
個人としては反対に弱点多いけど、これだけは強いってのもあり。

「魅力的なキャラクターに惹きつけられて、ぐいぐい小説を読み進めた経験が皆さんにもおありだと思います」

あるある。わかります。『デュラララ!!』や『バッカーノ』がまさにそれでした。テニプリのようなキャラ強過ぎて、もはや根本の設定スポーツ吹っ飛ばしてしまうギャグレベルまではいかなくても良いと思いますがキャラ性は大事です。が、難点があります。

私が現在困っているのが登場人物の数。長編書かれてる方「ストーリー上どうしても必要で色々考えてたら二桁いってて読者に覚えてもらう工夫凝らすのが苦労している」なんて経験もあるのでは。
 登場人物でグーグル先生に尋ねた結果
「登場人物の名前覚えられず読むの進まない」外国が舞台・推理系の小説などで見られた読者の気持ち。
「誰だっけ、こいつ⁇」は私の小説に書かれた感想です。

イラストはなく文字だけだと登場人物全員覚えるのは難しい。だからって全員個性的過ぎても逆効果。テニプリ現象なりかねません。
対処としましては名前は地の文に紛れ込んでしまう平仮名表記や、登場人物で似た名前はなるべく避けるのが無難と調査結果出ました。

お手本は小説じゃないありませんがゲームの「逆転裁判」や「黒バス」キャラクターわかりやすいですよね。役目・色・自然物、性格が関連付いてて覚えやすい。あれは名前スラスラ言えます。だが、しかしここでも問題が。

キャラ被りです。

小説・漫画・アニメ沢山作品あり、被らないようしてたら設定盛りだくさん、キャラ崩壊してしまう。シンプルな方が覚えやすいのにどうすれば。

私なりの答えはストーリーと設定がオリジナルならキャラもオリジナルになるです。キャラはストーリーや設定で言動変わりますし、そこで勝負かなと。それと本にはキャラクター同士の関係性、例えばライバル、幼馴染。主人公と繋がりある人物は覚えやすいらしい。
例えついでに私は「ハリー・ポッター」ハリーとロン・ハーマイオニー・スネイプ・ダンブルドアしか覚えてません。この事から関係性はその通り登場人物覚えてもらう工夫になるなと思います。更についでで今私が好きなキャラは逆転裁判(検事)の御剣さんと裁判長。愛おしい。

結論:覚えてもらうには、そのキャラだからこそのストーリーで動かす。主人公と繋がりあったらなおよし。
魅力的キャラクター:言動しっかり作り込まれてるに加え、ギャップあって地の文に混ざらないシンプルな名前。

そしてストーリーでの結果【「ストーリーって作るの一番最後で良いのでは」でした。設定とキャラの肉付けとしてストーリーを紡ぐのがA評価ストーリー・プロット作りやすいかも】はあながち外れてはなかったのでは。
考察冒頭にあった抜粋部分

「先に物語のプロットを立てることも大事ですが、「このキャラはこういった場合にどういう思考で動いているのか」ということを常に踏まえた上で、ストーリーを考えていくとより良くなると思います」

 ようはキャラ先に作っておかないと成立しませんよね。

3:設定


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しっかり作り込まれてなければ世界観は崩れストーリー上に矛盾も生まれてしまいますので要チェックですね。
 始めに私は設定とはテーマに繋がり、題名にも影響あると思ってます。ビジネス書なんてまんまですし。

魔法科高校の劣等生」や「ああ勇者、君の苦しむ顔が見たいんだ」その他最近のライトノベルは当てはまってるかと。

では、では抜粋(今回結構辛口あり)へ。
星海社の新人賞雑談会からいくつか。
「どこかで聴いたような話なら、BOTでも書ける」

「形にこだわって、中身がないんですよ。形は中身を表す手段にすぎない。そこのところをしっかり考えてください」

書き出しの部分でタイトル詐欺を認めてしまってるのがほんとにダメですね。
展開がかなりめんどくさいと感じました。回り道が多すぎて、自分自身が道に迷ってしまっている」

「「その人にしか書けないこと」は、たしかに読んでみたいですね」

「現代アーティスト・会田誠さんの名著に『青春と変態』っていう小説があるんですけど、それもすごい奥行きのあるタイトルでいいんですよね。「青春」と「変態」がどう結びつくのか、すごい気になります。本屋で目にしたら、間違いなく立ち読みしてしまうパワーがある」

「あの展覧会の宣伝・広告は、「マウリッツハイス美術館のことをよく知らない人、興味ない人に、どうやって会場まで来てもらうか」、要は「どうすれば人を動かすことができるのか」ということを徹底的に考えたうえでつくられているから、参考になると思うんだよね」

「たしかに、「世界で最も有名な少女が来日します」って、素晴らしいコピーですね。がぜん、行きたくなってきました。」

「この人はきちんと、自分が語る意味のあるテーマで応募してくださっているのがいいですね」

マウリッツハイス美術館は調べれば出てきますのでご参考までに。勝手な私なりの纏めは、タイトルに見合う、その人だからこそのオリジナルティー溢れる設定を工夫凝らしてたキャッチコピー考えようって感じか。作品の明瞭な目的わかる設定が肝なようだ。

電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「科学や歴史、それに普段の生活にあるものを、逆転したり極大化したり組み合わせたり、ちょっとアレンジするだけで使える設定になる可能性があります。あと設定に関して大事なことは取捨選択です。ストーリーの仕掛けやキャラクターに深みを与えるためなど、必要がある設定は残しましょう。また直接それらに関わらなくても、設定それ自体がユニークで面白ければ作品世界に彩りを添えるものになるので使う価値はあるでしょう。しかし、設定は入れれば入れるだけ説明が必要になってきます。それだけでページが埋まることのないよう、バランスを考慮して作品づくりをすることが肝要です」

「トータルバランスで見て設定を決めることが重要。面白い「設定」とは、作品を魅力的に見せ、興味を引く「必殺の武器」です。ただし、武器を作るには「ストーリーやキャラクターを魅力的に見せるための設定になっているかどうか」が重要です。設定だけを特化させるのではなく、一つの作品を総合的に捉えてベストマッチするものを選ぶことが、結果的には魅力的な設定となり強い武器となることでしょう。」

「「王道」の設定を「新しい見せ方」で魅力的に見せよう。多少似ている部分があったからといって過剰に怖れることもありません。みんなが使うありがちで「王道」な設定は、そのままみんなが面白いと思う「王道」でもある……というわけで、変に奇をてらいすぎず、「こんなものを見てみたい!」という自分の欲望をうまく生かすようにする。設定の組み合わせ、キャラ・物語との組み合わせなどによって、設定の見せ方はいかようにも変えることができます。そんなわけで、捻り、考え込むべきは、むしろその見せ方です。誰もが面白いと思う「王道」の設定を、しかし誰も描かなかった「新しい見せ方」で魅力的に見せられるよう、知恵を絞りましょう!」

こちらはバランス命‼︎ 着眼点が大事という事だと思う。私も同意見だ。よく見るのが設定作り過ぎて世界観あるのに読者が混乱・読みにくくなってしまってるパターン。キャラと一緒で設定も多いと覚えるのが大変。この辺は小説のジャンルにもよるが整理するのは読み手のためにもなるだろう。

結論:着眼点磨き設定を自分だからこそ書ける目的ハッキリさせた内容にし、作品全体との比率合わせればA評価狙える。

4:オリジナリティー


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電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「オリジナリティとは、まさにそのまま「自分自身」のことです。自分が「面白い!」「これを伝えたい!」と思ったことを小説にぶちこみましょう。その要素こそが、自分独自の表現となり、『個性』となる」

「オリジナリティが光る作品を書くために、なによりも大切なのは「勢い」だと思います。「これだ」というイデアを突きつめたり、可愛いキャラクターを追求したり、独特のテンポの文章にこだわったりなどなど、自分の想いに従って一直線に突っ走ることで、オリジナリティは生まれると思います。これはひとつ間違うと「イタイ」ことになるかもしれません。しかし、オリジナリティとはそういう危うさと紙一重のものでもあります。失敗を恐れず、挑戦を続けてみてください」

「わがままを貫きつつ、相手に伝えることも考えよう! 自分が一番やりたいことを考え、そのエゴをどうやって通したらいいか?」ということを考えてみてください。 まずは「これがやりたいんだー!」という我儘なくらいのイメージを持って、主軸となる自分なりの意見を持ちます。(略)次に考えることはその逆で、受け取る相手を気にします。「アピールしたい部分をどう伝えたら相手にうまく伝わるか?」と読み手を意識して書くことです。独創性とは全く関係ないように思えますが、相手が理解できなかったらただ意味不明のものとしてしか受け取ってもらえないかもしれません」

 結論:突っ走れ。

冗談です。オリジナリティーは本当個人差あり難しい。しかもストーリーとの区別も難しいです。私は自分の経験なんかも含めたら良いかなと思います。文章については殊更難題ですね。

さっそく経験談話しますと独創的な文章作品、好き嫌いハッキリ出ます。その嫌いにあたる作品の感想欄見ると同じ意見がチラホラ、作者は「これが私の書き方です」の一点張りで複雑な心境なった事があるので、オリジナリティーを文章へ傾けるのは読者をすごい選ぶし批判くる覚悟も必要。

でも感想には絶賛の嵐送る方もいたのでヒットしたら爆発的な人気得れるでしょう。なんとなく独特な文章はホラー多い気がしますかね。

 私の好みホラーはOKなのにファンタジーだと微妙に感じるの何故か不思議。どうしてでしょうか。

結論:自分の感性従い読者の反応を見よう。

5:文章力


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文の始めはヒトマス空ける。鉤括弧使う時最後に句読点つけないとか基本は当然でも、それだけではA評価はもらえないでしょうね。では抜粋いきます。

星海社の新人賞雑談会からいくつか。
「文章内にカギ括弧があまりに多いんで、ためしに数えてみたら90個もあって、それでちょっと気が狂いそうにはなりました。もはや、カギ括弧のない部分の方が目立ってしまってるんですよね」

「これ、本人は多分多すぎると思ってないですよね。カギ括弧ってリズムを損なうので、ほんとに気をつけないといけない」

「そうですね。この方だけではないんですが、みなさん書く前に、一度誰かに話してみたらいいのにと思いますね。とにかく客観性が足りてない……。1回想像してみるといいのかもしれません」

星海社のノンフィクションではない小説部門では誤字が多いと読みにくくてストレスになるとありました。こちらの雑談会も面白いんですが個人情報出る事も多々ありシリーズには入れてません。客観性大事にしよう。

電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「どんなものでも「上手くなりたい」と望んだとき、特別な才能や偶然による才覚が降ってこないかぎり、やることは同じです。「反復」と「練習」だけが上達への道。『文章力』というのはとくにそうで、たくさん書けば書くほどその力は上がります。『悩む前に書く!』、これを実行してみましょう! 大事なのは、ずっと文章を書き続けることです。そうすることで、必ず小説を描く力は向上します!」

「シンプル・イズ・ベストを心がけよう! どうしたら文章力を高くできるか、と難しく考える必要はありません。たった一文で世界を表現してしまうような技術は、世の文豪たちにまかせてしまい、まずはシンプル・イズ・ベストを心がけることです。それは、誤字脱字がなく、日本語としての文法やルールに間違いがない文章のこと。小難しい言葉を無理に使おうとする必要もないです。常にそれを心がけていれば、あとは何本も作品を執筆していくうちに、自分らしい個性や技術が、自然と文章から滲み出てくるものだと思います」

「一つの文や節に情報を盛り込みすぎないようにしよう! 第一に“読みやすい文章”であることが重要だと思います。読みやすい文章を書くのはそれほど難しいことではありません。例えば、同じ語尾や表現が続かないように気をつけたり、誰のセリフなのかを分かりやすくしたり、必要以上に凝った言い回しを避ける。そんな小さなことの積み重ねによってテンポがうまれ、読みやすい文章になっていくはずです。セリフで状況を説明しすぎて会話が不自然になったり、設定説明が作品の取扱説明書のようになってしまっているケースも多いのでご注意を。書き上げても気を抜かず応募前の誤字脱字チェックをお忘れなく!」

 やはり誤字脱字は滅殺でございますね。そして基本と努力忘れず読み手の事を考えるのが近道という意味だと纏める。

 結論:正しい文法による客観的に読みやすい文章を毎日書き続け、見直しチェックしていればA評価への一本となる。

抜粋の「何本も作品を執筆していくうちに、自分らしい個性や技術が、自然と文章から滲み出てくるものだと思います」は実に面白いです。その段階までいくと真似じゃないんだ、自分の小説だと、実感した作品見れるのは書き手が誇れる事ですね。確かにプロの方なら読むと「あっ○○さんの作品だ」って感じますから。
誤字脱字は第三者の目が必要かなと思います。どうしても自分だけでは気づけない時ありますよ。なので誤字脱字悩む作家様へ私が管理してるこちらをオススメ。
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是非ご活用下さいませ。継続した客観的な指摘求める方向けです。

さてこれにて今回は終わりになりますが、最初に私が言った「ランキング上位くいこむ人気ある作品は安定した売上望める為、出版社からのオファーもきやすい。人気さえ出ればOKな部分多い世界だがその点はシリーズ最後で語ろう」覚えてますかね。

人気になる方法。半分はお分かりではないでしょうか。そう良質な作品書くです。当記事にて語った内容クリアすればほぼ確実に条件を満たせると思います。

 そして私が考えるもう半分は宣伝。次回は知り合いの作家様のご意見も含め「自作を広め、知ってもらうには⁇ 読ませる工夫について」を載せていく予定。

 おまけ
星海社雑談会一部抜粋
「一応「売り込み」なわけだから、こっちのことを調べるっていうのは最低限のビジネスマナーだと思います。ちゃんとうちのことを知らないで、「何でもいいや」と思って送ってきてる人。そういうものは、100%通らないわなあ……っていう」

これも最初に書いた「まず審査と言っても申し込む出版社や審査員によって異なる」の答えです。挑戦するコンテストの下調べしてその会社がどんな物を求めてるのか理解するのは常識。審査基準もおのずと知れる筈です。

なんて語ってて自分の作品は⁇ と不安になったので、心優しい人・現代ファンタジー/群像劇/学生/携帯のキーワード引っかかった人はこちら是非ともよろしくお願いします。
十二の異色が願い込めた携帯裏切り視界
テーマは超能力、人外の力手に入れた人間の行動心理です。
そしてこの記事に興味お持ちになられた方いましたら電撃文庫様の審査マネした
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